2022-03-20 投稿

勝ち筋を見つける

成果の果実を摘み取るのは誰か

職業エンジニアはシステムやアプリを開発する。 しかし、そのシステムの所有者は自分ではなく、顧客や経営者や株主である。 別にそれが問題であることは全くないし、対価をもらう代わりにエンジニアはその役務を全うする義務がある。

プログラムを書いたり、考えたりということは苦ではないし、面白みもある。 しかしどんなにたくさん成果を出しても、そのプロダクトは自分のものにはならない。 顧客や経営者が、その成果の果実をもって利益を上げるのだ(その幾分かが還元されるのだが)。 そういった役割を、自分のものにならない成果物のために今後もずっと続けていく。 違和感がないでもない。

自分の勝ち筋を見つける

すべて自分からやるしかない。内面に篭り、誰かがなんとかしてくれると思わず、 構想を形にするために労力や時間やお金を投入する。 ネーミングも、隠し機能も、デザインもすべては自分が考える。 小さなことでもいいから、自分が納得できるものを作る。主導権は自分にあるし、自分にしかないと心得よう。