仕事での議論を良いものにする話し方のちょっとしたコツ
「何が言いたいのかわからない」を避けるために
自分が解決したい問題などを誰かに共有するとき、自分と共有する相手との間で認識にギャップがあることを無視して伝えようとすると、 相手は戸惑ってしまい「何が言いたいのかわからない」などと言われてしまいかねない。 相手の理解レベルに注意を払い価値のある議論にするためのコツを(自戒を込めて)記す。
メンバーの認識を合わせる
その場にいる人が全て、議題を十分に把握しているとは限らない。いきなり本題から話し始めると、何のことかわからず話が入ってこない。 どういった背景や問題があり、この話し合いの場を設けたのか、どういった話をしようとしているのかを伝え、その場にいる人の認識の足並みを揃えよう。
最大3つまでのトピックにまとめる
話し合いの主題は最大でも3つまでにする。それ以上にすると考えるべきことが多い、いつ終わるのかわからないと感じられ集中してもらいにくい。 最初にいくつの主題があるのかを提示し、「まず一つ目は…」「二つ目は…」といったように、今が何番目に当たるのかを提示することで話し合いの進捗状況を把握しやすくなる。
結論をおさらいする
いろいろ話が膨らんだ後で、「結局どういった話に落ち着いたんだっけ?」となることがある。 最終的にどうなったかは、主題についての話し合いが終わった段階で、メンバーと再確認して認識を合わせよう。