2021-12-15 投稿

ていねいに生きる

人生の本番は始まっている

いつものことで、気づけば自堕落な生活になっている。部屋は片付いてないし、ゴミ捨てや洗濯も億劫だ。 日々をやり過ごすことで疲れてしまって、身の回りのことまでやりたいと思わなくなる。 そうやって、食事や束の間の快楽を希望の光として、なんとか毎日を耐えているのだ。 その一方で、まだ人生はこれから、などと都合のいいことを考えている。

いや、人生の本番は始まっている。これがメインストーリーなのだ。 こうやってカップアイスとポテトチップスとお酒と一緒にゲームをしているこの瞬間も世界にOn Airされている。 人生はまだまだこれから?いやいや、もうカメラは回っている。子供の頃の自分が見たら、がっかりするだろうな。

ていねいに生きる

まずは丁寧に生きる。朝起きて、体重計に乗り、シャワーを浴びて、歯を磨く。 洗い物はその日のうちに。部屋の掃除や片付けはこまめに。自分で料理もなるべくする。 朝の早い時間にはコーヒーを飲みながら自分の時間を過ごす。 今日の目標と中長期の目標を確認する。 目の前は本番だと思って仕事に取り組む。

だらけた生活を続けていると、行動力や判断力も鈍ってくる。汚れたメガネを気づかず掛けつづけているようなものだ。 このままだと長い時間を棒に振ったと後悔することになるだろう。 焦る必要はない。丁寧に生きていれば、冷静になれる。そして、必要なことが見えてくる。

志は高く、腰は低く

人生に残したいことはなんだろう。 子供の頃はそうやって一生の意味をよく考えていた。達成のない人生には価値がないと考えていた。 歳を重ねて先が見えてくると、冒険が怖くなったりするし、大きなことを言うのは難しくなる。 なかには諦めないといけないことも出てくる。大人はそうやって大人しくなっていく。

だが、できることも増える。社会のことが少しわかってきて、お金も、人のつながりも生まれる。 価値観も変わっていく。自分だけのことを考えていたのが、周りの人や家族のため、故郷のため、国のため、となってくる。 挑戦は人生のいつだってできる。その時々だからできることもある。常にそのチャンスを狙いながら、これからの人生も生きていこう。